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職場の決まりが変わっただけで、
空気が大きく変わることがあります。
手順が変わる。
役割が変わる。
誰に聞けばよいのかも変わる。
紙の上では、
ただの変更かもしれません。
けれど、
そこで働く人にとっては、
毎日の動き方や、
不安や、
人との関係まで変わっていきます。
政治の変化という言葉を聞くと、
制度や権力の移り変わりを思い浮かべます。
誰が中心になったのか。
どんな仕組みになったのか。
何が改められたのか。
それは大切です。
けれど、
その変化の中には、
暮らしていた人の揺れもあったはずです。
昨日まで当たり前だったものが変わる。
頼っていたものが動く。
これからどうすればよいのか分からなくなる。
そうした不安もまた、
時代の一部だったのかもしれません。
この感じは、
自分だけのものなのでしょうか。
昔の人なら、
政治の変化を、
上の方だけの出来事として見たのでしょうか。
それとも、
人の暮らしや心まで揺らすものとして受け止めていたのでしょうか。
分かりません。
ただ、
世の中が変わる時には、
制度だけでなく、
人の心も揺れます。
その揺れを思うと、
歴史の変化は、
遠い出来事ではなく、
生きていた人の息づかいに近づいて見えてきます。
【076・077】





