守るとは何を残すことなのか

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古いものを残すべきか、
新しく変えるべきかで迷うことがあります。

壊れたものは直す。

古くなったものは替える。

今に合わないものは変える。

それは自然なことです。

けれど、
変えるときに、
何を残すのかを考えないまま進むと、
あとから寂しさが残ることがあります。

家の中でもそうです。

昔から使っていた道具。

何となく続いていた習慣。

親から聞いた言葉。

古いけれど、
ただ邪魔なだけではなかったものがあります。

保守という言葉は、
古いものを何でも守ることのように見えることがあります。

変化を嫌うこと。

昔に戻ろうとすること。

そう受け止められることもあります。

けれど、
本当にそうなのでしょうか。

守るとは、
変えないことだけではないのかもしれません。

何を残すのか。

何を次へ渡すのか。

何を変えても、
何を粗末にしてはいけないのか。

そう考えることでもあるように思います。

この感じは、
自分だけのものなのでしょうか。

昔の人なら、
守ることを、
ただ古い形を残すこととして見たのでしょうか。

それとも、
形が変わっても失ってはいけないものを、
見ようとしていたのでしょうか。

分かりません。

ただ、
守るとは何を残すことなのか。

そう考えると、
保守という言葉は、
古さへの執着ではなく、
受け継いできたものへの責任に近づいて見えてきます。

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