👁 38 回閲覧
何かを分かろうとするとき、
つい先を急いでしまうことがあります。
早く全体をつかみたい。
結論を知りたい。
どこが大事なのかを、
すぐに見つけたい。
そう思っているうちに、
目の前に置かれている小さな手がかりを、
見落としてしまうことがあります。
暮らしの中でも、
似たようなことがあります。
家の中の空気。
短い返事。
いつもの道。
何度も繰り返している習慣。
どれも近すぎるために、
かえって見えなくなることがあります。
遠くに答えを探しているのに、
本当は足元に、
見直すべきものがあったのかもしれません。
この感じは、
自分だけのものなのでしょうか。
昔の人なら、
何かを考えるとき、
いきなり遠くへ答えを探しに行ったのでしょうか。
それとも、
まず身近なものを見直し、
そこから少しずつ全体を受け取っていったのでしょうか。
分かりません。
ただ、
迷っているときほど、
近くにあるものを見落としていることがあります。
そう思うと、
いつもの暮らしの中にある小さな手がかりが、
ほんの少しだけ違って見えてきます。





