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神さまと聞くと、
少し遠い存在のように感じることがあります。
神話の中の話。
神社の中の話。
昔の人が信じていた話。
そう思って、
今の暮らしからは離れたものとして見てしまうことがあります。
けれど、
暮らしの中には、
神さまという言葉に近い感覚が残っていることがあります。
朝、神棚に手を合わせる人。
初詣で静かに頭を下げる人。
田んぼや山や海を見て、
何となく粗末にしてはいけないと思う気持ち。
誰かに教えられたわけではなくても、
そういう感覚が残っていることがあります。
日本の神さまは、
遠いところから命じる存在というより、
暮らしの近くに気配として残るものだったのかもしれません。
もちろん、
すぐに分かったとは言えません。
神さまという言葉には、
人によって距離があります。
信じるか信じないかで、
すぐに分けたくなることもあります。
けれど、
その前に、
人が自然や暮らしや見えないものに対して、
どう向き合ってきたのかを考えてみることはできるのではないでしょうか。
神さまを遠くへ置きすぎていた。
そう思うと、
いつもの神社の前を通るとき、
少しだけ足の運びが変わることがあります。
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